産業廃棄物による事故事例と適正措置方法

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産業廃棄物による事故事例と適正措置方法


廃棄物を運搬・処理する上で起こる爆発、火災、破損等の事故は、環境汚染だけでなく、運搬や処理をする作業員、消火活動を行う消防隊員が被災する事態になります。

また火災等により、施設が稼働しなくなれば、大きな社会影響を与えることになるでしょう。排出業者は取り扱い上の注意や情報を確実に処理業者へ提供しなければなりません。

事故事例と適正措置

塗料の破砕処理中に、シンナーが含まれていたため発火

シンナーは引火性であるため、排出業者は、取扱い時の注意事項として、火気・摩擦・衝撃の禁止と、塗料を破砕することは避けるべき条件として情報を提供しなければなりません。また処理業者は情報がない場合は安全に処理するために排出業者に情報提供の要求を行います。

前処理のため汚泥を混合していたところ、マグネシウム粉が混入していたため汚泥の水分と反応して発火

マグネシウムは水分と接触すると発火するため汚泥を水分と接触させることは避けなければなりません。排出業者は、情報としてマグネシウム含有であることを報告し、マグネシウムを小分けし、保護液に保管して排出しなければなりません。処理業者は情報がなければ情報提供の要求を行います。

廃液をタンクローリー車で運搬中、安定剤が含まれていなかったため、廃液に含まれた過酸化水素が分解しガスを発生し、ハッチが飛んで廃アルカリが飛散

排出業者は安定化処理した後に排出し、含有物、性状、取扱上の注意事項を処理業者へ提供します。ガス発生等の反応終了後に作業しなければなりません。処理業者は情報提供の要求を行います。

廃アルカリを中和していたところ、突然ガスが発生し、作業員が避難した。原因は廃液にシアン化合物が混入していたことがわかった

シアン化合物は毒性のガスを発生するため、排出業者は注意事項として中和の禁止、混合試験の実施、保護具の着用、異常時の処置や応急措置を情報として提供しなければなりません。処理業者も廃棄物の種類に応じて情報の提供を要求します。

汚泥の荷下ろしの立会い中、目に痛みを感じたが作業を続け、作業終了後に眼科に行くと、角膜損傷と診断された

アリルアルコールは腐食性があり、吸入すると生命にも危険が及びます。排出業者は注意事項として、混合試験の実施、保護具の着用、異常時の処置、応急措置を情報として提供し、分別して排出しなければなりません。処理業者は必ず保護具を着用して作業します。


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