売上高経常利益率の指標は一般的に企業の収益性を表します。
経常利益とは企業が本業と本業以外の経営で得た成果を合わせたもので企業の良否を判断するために最も重要視される項目となっています。この数値が高いほど収益を上げている企業と言えます。
経営事項審査では上限値が5.1%、下限値が-8.5%と設定されています。
売上高経常利益率 = 経常利益 ÷ 売上高 × 100
※経常利益の金額は審査対象事業年度における経常利益の額(個人の場合事業主利益)です。
※算出した数値が上限値を超える場合は5.1%、下限値に満たない場合は-8.5%とみなされます。
売上経常利益率を高めるためには経常利益が多く得られるようにしなければなりません。
そのために対策することは、
営業外費用の中で割合が大きいのは支払利息となります。この費用を抑えるには純支払利息比率の評点アップ対策と同じように、遊休資産の売却や、固定預金の解約などをして借入金の返済を行います。
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