2017年度から本格運用される「技能者経験蓄積システム」の具体的な仕組みと導入メリット

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2017年度から本格運用される「技能者経験蓄積システム」の具体的な仕組みと導入メリット


国土交通省は、建設現場で働く技能者の就労状況などをデータ化することで、技能や経験に応じた適正な評価や現場の安全管理、効率的な人材配置を図るため「建設技能労働者経験蓄積システム」を構築しました。

技能労働者全員に技能者の資格や研修受講の情報を蓄積した「技能カードを」発行して、全国の建設現場で情報が読み取れるよう業務の省力化を目指し、2017年度から本格的に運用を開始する予定です。

具体的な仕組み

  • 技能カードを利用することで建設現場での日々の入場・退場時刻が管理でき、インターネット経由で送信
  • 作業員が取得している資格・免許の確認を容易にするため、資格・免許認証機関とのデータ連携
  • 技能カードの情報は本人、雇用企業、元請業者が閲覧して利用できる
  • 就労の履歴情報を関係団体で共有し、退職金等を確実に支給

システムの導入のメリット

  • 保険や退職金の手続きが効率化され、年金や退職金が適正に支給される
  • 複数の資格や免許を常時携帯し、証明することができる
  • 確実な就労情報が確認でき日々の労務管理を省力化
  • 採用時、保有資格等が確認でき、信頼できる人材の採用ができる
  • 自分自身で経歴の確認ができる

システムが導入され、カード一つで情報が閲覧できる便利さはありますが、本格的に導入されるまでに、まだいくつかの課題が残っています。

  • コストの負担
    建設業者のシステムの利用料や、作業員の登録料、リーダー付き携帯電話などの費用負担
  • 普及啓発の方法
    新たなユーザー企業の参加・加入の促進
  • 社会保険加入の確認
    社会保険加入情報の登録、現場入場する作業員の保険加入状況の確認への活用
  • 他のシステムとの連携
    技能検定などの登録基幹技能者データベースとの連携による技能者情報の集約化と就労履歴情報に基づく年金、退職金支給の活用
  • セキュリティ管理

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